WORKS

建築家(1級建築士)米村和夫が設計した注文住宅を紹介

武蔵増戸の曲線屋根の家

梁を見せるダイナミックな吹き抜けをもつ住宅

「くつろげる家にしたい」という建築主のご要望により、ゆるやかな曲線の屋根と、その内側を使った吹き抜けのリビング・ダイニングキッチンを提案しました。
吹き抜けはフィーレンディール梁と呼ばれる特殊な構造で支えられています。あえて梁を見せる”あらわし梁”にすることで、木の温もりを感じられる空間に。
塗装には伝統的な自然塗料のベンガラを採用し、シンプルでありながらモダンな雰囲気を実現しました。
東側の窓から太陽光を取り入れるとともに、蓄熱式暖房を設置。大空間でも、光熱費を抑えながら快適な室温を保っています。

階段をキッチンの近くに設けたことで、料理をしながらでも家族の様子が目に入り、コミュニケーションが生まれやすくなりました。
空間の中央にあるキッチンカウンターは、家族が自然と集まる魅力的なスペースです。

撮影:BAUHAUSNEO 後関勝也

CATEGORIES

住宅地, 東京都

用途

住宅

場所

東京都あきる野市(武蔵増戸)

竣工

2012.08

構造規模

木造2階建て

延床面積

121㎡

建築面積

86㎡

敷地面積

198㎡

構造設計

大賀建築構造設計事務所

施工

和光建設株式会社

工事費

約坪85万