建築行政の落とし穴の紹介...「箱根仙石原の森の家」解体工事着手
「箱根仙石原の森の家」プロジェクトの既存住宅
の解体工事が着手です.
既存建物はなんと,某社の規格住宅でコンクリート
パネルでできています.誰もが知ってるメジャーな
会社です.
少なくとも別荘地の立地環境、森が豊かな自然環境
は,都会の住宅地とは違うのですが...
異質な雰囲気がします.
僕たちが心を込めて設計、デザインしても環境省は
屋根の形状が適さないとか,屋根の勾配がいくつ以
上必要だとか外壁の色がどうのこうのと1ヶ月掛けて
審査します.その審査が合格しないと確認申請を提出
する事は出来ません.
実は,無申請だと役所はノーマーク&スルーで前の道
路を通っても見て見ぬふりをするようです.
ちょっと,建築行政の落とし穴の紹介でした...
建築家として出来る事,何はともあれ、矛盾はあって
も法律やルールに乗っ取って最善を尽くす事です.
建築家.米村和夫建築アトリエ/風のアトリエWEB
崖地・傾斜地・斜面に家を建てる
別荘建築専門WEB(別荘建築×米村和夫)