着実に設計図を形にしていく現場の力に感動
月曜日に,鎌倉稲村ケ崎の家(リフォーム)の現場
に急遽行く事になりました.
現場では先週末に打合せをしたセカンド玄関の庇で
すが,形状が決まり施行に入っていました.
4ミリの合板で型板を作成したのですが,これを
暑さ24ミリの合板で複製し,計8枚をつくりま
す.しかも1枚の合板から2枚つくるのが少し厳し
いらしく,涙ぐましい苦労の後が見て取れます.
これが,垂木(たるき)の機能を果たします.
ちょうど魚のあばら骨の様に見えます.
新築ならもう少しきっちりと施工もできるので
すがリフォームだとそうもいきません.下地の
精度にも不安があります.....
そんな環境でも,着実に設計図を形にしていく
現場の力,棟梁の能力に感心します.
建築家.米村和夫建築アトリエ/風のアトリエWEB
崖地・傾斜地・斜面に家を建てる
別荘建築専門WEB(別荘建築×米村和夫)