視点がかわると環境も違います.「箱根仙石原森の家」
箱根仙石原の森の家の打合せがありました.
実施設計に着手した段階ですが工務店さん
も交えてです.
別荘建築であっても.そうでなくても設計
のテーマであったり条件は1つとして同じ
ものはありません.そのテーマを明確にし
諸問題諸事情を解決して行くのが建築家の
役割の1つです.
今回は「森の家」と仮題をつけたプロジェ
クトですが,下の写真を見てください.
敷地の中央に立ち見上げた写真です.緑の
木々に覆われていて木漏れ日が差し込み
「マイナスイオン一杯!」「癒される」と
いう様なイメージなのですが,その視点は
短期訪問者の感想です.
生活者目線では「空がまともに見れない敷
地(=暗い)」「湿気だらけの敷地」
になるということです.
屋根に落ち葉が山の様に積る.部屋中がカビ
だらけになる.苔が外壁につく.イノシシの
通り道になっている,,,,
目線が変わるといろいろなストレスがありま
す.今はそれらのストレスを解決して行くべ
く設計をしている所です.
建築家.米村和夫建築アトリエ/風のアトリエWEB
崖地・傾斜地・斜面に家を建てる
別荘建築専門WEB(別荘建築×米村和夫)