「シンプルモダンな空間」を目指して:伊豆の国市・函南の崖地の家
木を徹底的に木の空間として表現をする方法
もありますが,良い木を使えばコストが青空
天井の様に上がってしまいます.見せれば見
せるだけ手間が増えてコストにも跳ね返り,
一歩間違えると居酒屋風になってしまったりし
ます.
“程よく”木の空間を見せる事,”メリハリ”が大
事です.
僕は、木を積極的に表現しつつ和風にもならない
木のシンプルモダンな空間こそ現実的なコストで
できる設計手法ではないかと考えてます.
僕がよく採用する天井のデザインに,センという
樹種の木目を出した板目の合板を90センチ角の正
方形にして市松模様に貼る方法です.
板目の木目(和)と市松模様張り(洋)のコンビネ
ーションが新しい,現実的な「木のシンプルモダン
な空間」を創出します.
建築家.米村和夫建築アトリエ/風のアトリエWEB
崖地・傾斜地・斜面に家を建てる
別荘建築専門WEB(別荘建築×米村和夫)