5年間で受験者数約4割減! 驚異的な建築士試験離れの傾向
1級建築士試験の学科試験(1次試験)が日曜日に行われ
ました.スタッフの池田くん,無事に合格です.
私が受験した年の1級建築士の1次試験の合格率が約18.5%.
そして2次試験で約半分が落とされると言う構図は20年以
上経った今でも変わっていないようです.(一時期(姉歯
事件で)合格率の乱高下はありましたが,結局合格率は10
%切るくらいになります)
しかし,ここ数年の1次試験の受験者数をみていて驚くべき
数値がでています.
平成25年,26801人.(1次試験合格率19.0%)
平成24年,29484人.(1次試験合格率18.2%)
平成23年,32843人.(1次試験合格率15.7%)
平成22年,38476人.(1次試験合格率15.1%)
平成21年,42569人.(1次試験合格率19.6%)
と...この5年間で受験者数が約15700人(約4割減!)
驚異的な建築士試験離れの傾向です.
確かに,日々の事務所業務に格闘していて,夢の様な資格
ではないことは痛切に感じているのですが....
せめて「夢のある資格」「食べて行ける資格」であって
ほしいなあと思います.
【wikipediaより】
建築士に関する逸話として、しばしば「(一級)建築士第1号は田中角栄(元首相)だ」といわれることがあるが、これは誤りである。田中が、「建築士法を議員立法として引き受け成立させた功で一級建築士資格をもらった」との邪推からくる誤解といっていい。確かに田中は、彼自身最初の議員立法として同法の提案者となり、法制定後、「(自分も)一級建築士にしておいてくれ」と秘書を通じて語ったとされる。しかしながら、田中の実務経験は土木が中心だったため、当時の建設省担当者たちが苦心して建築の経験を拾い上げて資格を授与させた、というのが正しい。それでも、選考の途中では田中を第1号とする方向で進められたこともあったらしいが、最終的には極めて事務的に決められ(当時の選考担当者の証言)、山形県在住者の渋江菊蔵が第1号となった(田中は第16,989号)。
建築家.米村和夫建築アトリエ/風のアトリエWEB
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