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8月8日(金曜日)
構造設計事務所による四街道焼杉の家の構造検査に立ち合いました.
この数日と比べると多少は和らいだ陽射しとはいえ現場内にいると
汗だくになります.

最近の工事現場は2段階(?)の中間検査を行うことになります.
どちらが先かはともかく,施工会社が加入する保険のための中間
検査.もう一つは設計事務所による中間検査.と同時期に2回の
検査を行う事に疑問を感じつつ....

今回,1つの耐力壁と言われる構造上重要な壁の金物が「ない」
ことが判明しました.しかし事前に行われた瑕疵保険の検査員
はそれに気づかなかったのか「合格」を出しています!

施主目線で言うと,その検査員は重要な問題を見逃した事で
「失格」なのですが,建築とは複雑多岐にわたるもので全て
をパーフェクトにクリヤしていくことは簡単な様で簡単では
ないのです.設計においても完ぺきな設計図もないし,施工
においてもそうです.関わる人達がチームとなって補完しあ
いながら成立する世界なのです.そのような奥の深さを感じ
た一瞬でした.

四街道市焼杉の家

四街道市焼杉の家

建築家.米村和夫建築アトリエ/風のアトリエWEB
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