28Nov2015

九州国立博物館を見学してきました。

福岡にある、九州国立博物館を見学してきました。

故建築家菊竹清訓による最終に近い作品です。

ロケーションは郊外の山の中にあります。建物は巨大で

サッカーのコートが入るほどの大きさだと聞きました。

自然の中の巨大なスケールに合わせ（？）建物の形状を山の尾根のラインに

合わせているように感じましたが周囲にスペースの余裕があまりなく来訪者へ

与える圧迫感が強烈にあります。

外壁のガラスのカーテンウォールには向かいの山が映り込みます。
周辺環境に同化することを意識しているように思えますが。。。。

エントランスホールも外観と同じく巨大なスケールでした。
折板による屋根の構成を和らげるように間伐材の丸太が同ピッチで並べられて
います。ここでこの建物が「山」「木」がテーマになっていることを確信しま
した。この間伐材による天井は写真のように斜め方向から見るにはいいのですが
角度によってはとてもチープに見えてしまいます。