車椅子利用者数が分からない
公共トイレについて調べています。
ついこの前まで「身障者用トイレ」と呼ばれていた空間が
今では「みんなのトイレ」と呼ばれています。
車椅子利用者を”主な”利用対象としていた空間が、
赤ちゃんのオムツ変え、授乳場所でもあり、また最近は
オストメイト用トイレとしても注目されてるそうです。
人工肛門や人工膀胱の排泄口を造設した人を「オストメイト(ostomate)」と
言います。国内には約20万~30万人のオストメイトがいると言われています。
そこでふと、車椅子人口は何万人?という疑問がよぎり調べてみると
「車椅子人口」が2000年で37万人というデーターはあるものの、明快な数字は
出てきません。では、車椅子販売台数から調べてみようと思って調べるものの
明快な数字が出てこない。不思議な話です。数字を隠す意味があるのでしょうか?
次に障害者の比率から算出した話です。平成18年の厚生労働省の調査では、
日本の身体障害者(視覚障害、聴覚・言語障害、肢体不自由、内部障害 に分類され
総数約426万人)の中で肢体不自由者が約50%(約215万人)で、その内の車椅子
利用が全員ではない(複数台所有者も)ことから200万人説が出てきました。
[建築家.米村和夫建築アトリエ/風のアトリエ URL]090-9847-3200
神奈川県藤沢市湘南の建築家(米村和夫建築アトリエ1級建築士事務所)が鵠沼海岸
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