住宅地に建つコートハウス(通り抜け土間のある家)
限りなく建築も生活もシンプルさコンパクトさを追求して
常磐線の(我孫子市)天王台の区画整理された住宅地の一角が計画地です.
クライアントからの要望を会話をしながらまとめていくと”シンプル美”の追求でした.それに“コンパクトさ+ローコスト”という建築的なアプローチを掛け合わせる事でこの住宅は実現しました,
打合せを重ねていく上で,平屋にすること,コートハウススタイル(外部からの視線を遮る中庭スタイル)にすること,リビング空間がメインであること,キッチンはスケルトンスタイルのステンレス製(特注)とすること,廊下等のスペースはつくらない,自転車いじりなどがでいる玄関スペースを土間空間にし,テラスとつなげるなどを提案し性能(構造+高気密高断熱+木の空間)とコストのバランスを取っています.
1000万円台で実現した高性能コンパクトさを追求した住宅でもある.
撮影:BAUHAUSNEO 後関勝也