狭小角地でも青空を広々と望む家
誰も知らない秘密の展望スポットがあったら。そんな大人の隠れスポットのある家
埼玉県上福岡市(川越市の隣)の住宅密集地にある約21坪の角地、いわゆる狭小敷地の住宅です。
敷地面積が小さいだけでなく、2方向が道路に接しているため、道路や近隣からの視線が気になるという厳しい条件の土地です。
そこに駐車場を確保し、お母様が住むスペースと展望バルコニーのある住居空間をつくりたい。
難しい要件ですが、だからこそ設計士の腕の見せ所。期待を超える空間をつくり出せると考えて取り組みました。
数々の問題を一つ一つ解決しながら、より豊かな空間を、より温かみのある空間を、より快適で心地よい空間を、と試行錯誤を繰り返して完成。
防火地域の規制がかからなかったことにより、構造体の木材や化粧材としての木材を意匠的に見せることができて、木の暖かみを感じられる空間が実現しました。
撮影:BAUHAUSNEO 後関勝也