地平線の見える崖地の家(朝霞台宮戸の家)
14年間も放置された敷地に家を建てるという挑戦
朝霞市郊外の宮戸というエリアは,武蔵野丘陵と新河岸川の河川敷きエリアとの接点である.
バブル期に開発が着手されたがそのまま放置されたエリア(崖地)が今回の計画地となった.
市街化調整区域が広がり地平線が見えるこの敷地環境を生かすこと,二世帯住宅のためホームエレベーターを採用し上下に動線を結ぶこと.
不確定な家族構成の変化に耐えれる空間構成とすること,高気密高断熱の高性能な住宅にすること,ペットのネコが家の中を自由に歩き回れる家,などを考慮し提案した家です.
崖地の有効的かつ安全な活用,フレキシブルに活用できる空間構成,風景の雄大さに負けない構成デザインなどにチャレンジしたプロジェクト
撮影:BAUHAUSNEO 後関勝也
CATEGORIES
住宅地, 埼玉県, 崖地、傾斜地、斜面地
用途
住宅
場所
埼玉県朝霞市
竣工
2005年12月
構造規模
木造2階建て(地下既存部RC造)
延床面積
118㎡
建築面積
89㎡
敷地面積
341㎡
構造設計
河野秀二郎/河野構造設計事務所
施工
和光建設株式会社
工事費
約坪85万円